Ⅵ 二次試験
前にも書いたとおり、基準点、つまり最低点で通過したので、恥ずかしい限りです。パリで受けたので、試験管にはこんな流暢でない奴が、のこのこ現れるなんて・・・と思われたかもしれません。 一応やったことを書いてみると・・・ ☆過去問は、その場で準備なしに言ってみました。主人を聞き役にして・・・準備なしでは全く話せず、あ~とかう~とか沈黙とか・・・本番では沈黙こそしなかったのですが、基本的な会話力のなさが見抜かれていたのかもしれません。 ☆時事問題にしぼって準備しました。用意したテーマは、震災のこと、フランスの原発、アラブの春、人口問題、エネルギー問題、ギリシアの経済危機、ユーロの意義、DSK、定年延長、イクメン、autolib、週35時労働、青少年の飲酒、環境問題、幼児への成績評価、離婚家庭についてです。 3分間分の文章は3テーマくらいしか作れず(A4に上から下まで文字を埋め尽くす)後は、A4半分くらいしかかけませんでした。半分くらい主人に添削してもらったのですが、結局その表現は使わず、自分が確実に言える易しい表現をとったので、添削は必要なかったです。 新聞・雑誌の表現を借りて来たのですが、覚えられるはずもなく結局、子ども向きの新聞の解説記事が役立ちました。 ☆まいにちフランス語の「ディアローグ三銃士」は役に立ちました。離婚家庭、定年問題、週35時間制は自分で考えたのではなくこのテキストの文章を覚えるようにしました。 論の展開の仕方もこのテキストで十分だったのですが、全部覚え切れなかったです。 もしかしたら、本番では、この論の展開の仕方が明確にはいかなかったので、減点されてしまったのかもしれません。 本番は、アラブ革命について楽観的か悲観的かという題と電子書籍についてでした。1は用意してあったのですが、いまひとつ覚えきれていなかったので、本番でも、あまり速くは話せず、革命の各国の経過とインターネットが革命に与えた影響とアラブの将来に期待する・・・・みたいなことを言っているうちに3分間過ぎました。質問は、とっさには答えられないものでした。一つ目の他の国に波及するとしたらどこかはまあ何とか・・・最初、北朝鮮なんて頓珍漢な答を言ってしまい、後悔し、その後、思い出して、アフガニスタンとビルマを付け加えました。二つ目は当時のフランスの介入についてでしたが、全く知識がなくあとで聞いたら大間違いの答でした。 もう一つの題は、フランスのエネルギー政策だったらしく、こっちの方が話せたのに・・・・と思いました。 日本でも沖縄の基地問題などが出たようなので、やはり時事問題の方が対策は立てやすいのかもしれません。
by lucien518
| 2012-03-22 01:44
| フランス語
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